
辻さんが育てる特別栽培米あきたこまち
秋田県でも指折りの米作りのプロ
北浦郷では地域の自然を大切にし、安心・安全で美味しいお米を作る、秋田県内でも指折りのあきたこまちの生産者です。場所は秋田県仙北市角館、米作りに適しているといわれる一年の寒暖差が大きい内陸型気候と、奥羽山脈の肥沃な山土と清冽な水が流れる耕地がその母体です。この地で独自の土壌作りと栽培方法で創りだす、あきたこまち「炭穣米」の豊潤な味わいは、数々の一流料理人をもうならせたといいます。
至高の栽培方法
栽培には北浦郷らしさが随所に見られます。
〜耕起時〜
地元の森林組合から仕入れた炭粉を多量に田んぼへ散布。
さらにEM堆肥の利用や精米時に出る米糠を土に還元し、肥沃な土壌を作り上げます。
〜苗〜
一坪あたり33株(通常は60株以上)しか植えず、一株一株太陽の光をたくさん浴び、
のびのび成長する環境を作っています。
〜管理〜
水と除草による手間のかかる稲作りで病虫害を排除しています。
〜収穫期〜
刈り入れを遅らせると収穫量は多くなりますが、タイミングによっては味が落ちてきます。
「適期早刈り」で最高の状態で収穫しています。
収穫後の貯蔵は低温遠赤外線でふっくらと乾燥させ酸化を防ぎます。
さらに、お客様へお届けする直前に精米するなど、最後まで丁寧にお米と向き合っています。
代表を務める辻さん
北浦郷の代表を務める辻さんに伺ったのはちょうど稲刈りの真っ最中。もっとも忙しいこの時期にも関わらず、辻さんがこれまでに経験された米作りのお話をたくさん聞かせてくれました。事務所には米作りや農業に関する資料らしきものがたくさん。さらにうまい米づくりへの探求、試行錯誤を続けるプロ意識は圧巻です。