白神山水
樹齢300年のブナの原生林が育んだ「白神山水」
ブナは秋になるころに葉を落とし、地表を「腐葉土」で覆います。白神山地に降った雨はスポンジのような腐葉土にしみ込み、その自然の養分を大地へと吸収します。長い年月を経て、ミネラル成分たっぷりの良質な地下水が白神の山々に蓄えられています。「白神山水」は、加熱による殺菌を一切しないためミネラル分がそのまま残されており、さわやかなのどごしの「超軟水」となっています。
[栄養分析表(100mlあたり)]
エネルギー:0kcal 灰分:0.1g タンパク質:0.1g カルシウム:0.36mg 脂質:0.1g マグネシウム:0.14mg 炭水化物:0g
カリウム:0.16mg ナトリウム:0.56mg 硬度14 PH7.1
「白神山水」のこだわり
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1. 取水
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白神山地の物見山の斜面岩盤部から横からボーリングを取水し、外気に触れることなくそのまま工場に送水されます。
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2. ろ過
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工場に送られた原水は、セラミック濾過フィルターを使用し非加熱濾過により無菌化されます。非加熱のため、ミネラル分を損ねることなく自然のままの水をお届けします。
白神山水は徹底した衛生管理のもとで生産しています。使用するペットボトルに付着する恐れがある細菌にも細心の注意を払い、工場内で容器を形成し完全無菌の環境を整え「白神山水」を生産しています。
「(株)藤里開発公社」
「白神山水」を製造している「(株)藤里開発公社」は、世界遺産白神山地「白神山地」の振興を目的として平成3年12月に藤里町と民間企業との共同出資により設立され、ホテル事業や農産加工販売事業などを行っています。「白神山水」は藤里開発公社の水生産販売事業として、工場長長谷川公樹氏率いる9名の従業員で生産されています。長谷川氏から「白神山水」の生産工程や特徴など丁寧に教えて頂きました。長谷川氏は、「世の中にはたくさんの天然水がありますが、白神山水は白神山地の水そのもので、ここだけの味と成分を持っています。飲んだ方にとって好みはさまざまですが、唯一無二な白神の水そのままを楽しんでいただきたいです」と語ってくれました。白神の水を守るスタッフの高い志から、常に品質の高い商品を造り続けています。