佐々木商店

大正14年創業の老舗豆腐店の油揚げ

佐々木商店は秋田の由利本荘地区に大正14年に創業し、現在でも当時から変わらぬ製法で豆腐油揚げを製造販売しています。「大内三角油揚げ」として知られるその独特の食感と味わいから、地元の道の駅では一日になんと400枚も売れているそう。インターネットの普及した昨今では、秋田の新名産物として全国の食卓へ届けられているほど人気の商品となっています。

佐々木商店独特の製造方法

製造工場へ足を踏み入れると、たくさんの真っ白い豆腐と揚げの香ばしい香りが印象的です。この油揚げだけに使用されるという生地の豆腐は、当店が試行錯誤を重ねた末にたどり着いた専用の大豆から作られます。低温、少量の油で時間をかけてじっくりと揚げられた後、さらに高温の油で揚げることでサクサクしつつ、ふっくらとした食感を生み出すそうです。油揚げ専用に作られる豆腐と職人の経験が求められる揚げ具合は、製造過程を公表してもなかなか真似することができないのが「大内三角油揚げ」なのです。

カリッとジューシー

佐々木商店独自の製法から、外はカリッと歯切れ良く、なかはふんわりジューシーな油揚げが出来上がります。ご自宅では軽くグリルで焼き直してからネギやかつお節、ショウガなどの薬味と共に専用のつゆにつけて食べるのがオススメです。もちろんご自宅にある生醤油だけでも、お酒のおつまみとして相性抜群です。さらにおでんなどの煮込みなどにしてもその美味しさは引き立ちます。様々なアレンジでも楽しめ、毎日食べても飽きのこないのも油揚げです。