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飲酒は20歳になってから

山形の自然の恵みを、味噌や醤油で漬け込んだ「丸八やたら漬」

丸八やたら漬
丸八やたら漬

元々は明治18年創業の味噌・醤油醸造所

山形県山形市にある漬物専門店「丸八やたら漬」は、明治18年に創業。当初は味噌・醤油醸造を生業としていましたが、醸造のノウハウを活かし漬物加工をはじめました。

その歴史や商品が生まれた経緯などを、代表取締役の新関芳則さんに伺いました。

「食べるものが少なかった当時は、大根やにんじんの皮、茎、きゅうりのへたなど、野菜の残り物をもったいないからと大事にとっておきました。それらを絞って布袋に入れ、袋ごと味噌に漬けこみ、醤油で味を整えて漬物を作り、厳しい冬を越えるための保存食にしたのです。こうして生まれたのが、やたら漬です」。

山形の気候や風土と、歴史ある元味噌・醤油醸造所の技術が生んだ、ふるさと自慢の味です。

丸八やたら漬

お土産品としての地位を築き、漬物専門店へ

「 『やたら』とは、“むやみやたら”“めったやたら”という意味。残りものの野菜を“むやみやたら”“めったやたら”に漬け込んだことから『やたら漬』と呼ばれ、その名が受け継がれたというわけです」。

初めは越冬食として作られていたやたら漬ですが、明治34年に山形駅が開業すると、お土産品として販売されるようになりました。当時は今のようなパッケージ技術がなかったため、汁が垂れないように試行錯誤を繰り返したと言います。やがて、その美味しさが各地へと広まり、お土産品としての地位を確立。昭和40年頃には漬物専門店として新たにスタートしました。こうして丸八やたら漬は、全国で愛される味となっていったのです。

丸八やたら漬

元醸造所の技術を生かして漬けた自慢の味

創業より続く看板商品『やたら漬』は、大根、人参、きゅうり、茄子、れんこん、ごぼうなどの野菜を刻み、しょうゆベースの調味料で漬け込んだ山形の味。ほかにも、やたら漬に青唐辛子の香りと辛味、甘味噌の風味を加えて漬けた『辛味噌やたら漬』、やたら漬の主材料と唐辛子の醤油漬をふりかけ風に仕上げた『オーからい』、きゅうり、人参を白菜で巻き、菊で包んだ甘酢漬『虎の巻』などの商品がラインナップ。どれも厳選された素材を使用し、味噌・醤油醸造の技術を活かして作られた、色とりどりの逸品ばかりです。

アレンジいろいろ、積極的に情報発信

丸八やたら漬 数ある商品の中でも、一番人気は『オーからい』。5袋、10袋とまとめ買いするお客様も多いとか。新関さんは、そんな『オーからい』を使ったアレンジレシピを開発し、情報を発信しています。
「あったかいご飯と一緒に食べるのはもちろんですが、少し工夫を加えて食べるのもオススメです。『オーからい』にマヨネーズを混ぜて野菜スティックにつけて食べたり、『オーからい』と卵1個のみを使ったチャーハンも格別です。そうめんの薬味やお茶漬け、おにぎりの具材にも合いますよ」。
店舗に隣接した食事処「香味庵まるはち」では、山形のお米と漬物を融合させた、見た目も華やかな「漬物寿司」も味わえます。

丸八やたら漬

長年受け継がれてきたふるさとの味を、未来へ。

山形市旅篭町の店舗は、かつて味噌・醤油醸造蔵だった面影を随所に残しています。蔵前ホールには歴史感じる漬物樽が並び、当時使用されていた看板や道具の数々を見ることができます。磨き漆喰壁が残された畳の蔵座敷は、平成19年に国の登録有形文化財に指定されました。

「今後は漬物を貯蔵しておいたタンクを客席のテーブルとして活用し、物販と飲食をうまく連動させたスペースを作りたいですね」と、新関さん。

山形に古くから残る食文化や産業遺産を守りながら、食と観光を結びつけ、地域の発展へとつなげていきたい。そんなふるさとへの想いが込められた漬物の数々を、ぜひご堪能ください。

丸八やたら漬
                      
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