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秋田の乳製品

明通りチーズ工房

お菓子の泉栄堂

明通りチーズ工房

明通りチーズ工房 雄勝酪農農業組合の婦人部が研修旅行でスイスを訪れたのは94年のこと。グリュイエール村のチーズ工房で熟成されたナチュラルチーズに出会い、その美味しさに感銘を受けたそうです。同じ酪農を生業としている私たちにもこんなチーズが作れないだろうか。そんな思いからチーズ作りへの挑戦が始まりました。専門家である佐藤円氏を招き、協力を得て試作を重ね、イタリアのベルパエーゼというチーズを基本にしてアレンジを加えたオリジナル熟成チーズを完成させます。そして11年5月、閉校した小学校の校舎を利用した「明通りチーズ工房」が本格稼働を始めました。

チーズを作るのは酪農家のお母さんたちです。

チーズを作るのは酪農家のお母さんたちです。 清潔感いっぱいの工房内。そこに酪農家のお母さんたちが朝の農作業を終えてやってきます。大きなチーズバットの中は、手塩にかけて育てた自分たちの牛から絞った牛乳です。チーズ作りの工程は全て手作業で進められます。チーズになる成分とホエー(乳清)を分離させる工程は休み無くバット内の撹拌を続ける骨の折れる作業です。作業をするお母さんたちは、その日の牛乳の状態や気温などの変化を肌で感じ取り微調整しながらチーズを作っています。

「アヴァ」とは

「アヴァ」とは 「アヴァ」とは秋田県南部の方言“あば”(お母さん)をアレンジして付けられた名前です。手作業で丁寧に作られたチーズは牛乳の成分のロスが非常に少なく濃い牛乳の味が感じられます。その一方でクセが少なく、独特の香りも抑えられています。チーズが苦手という方も「これなら食べられる」という声が多くよせられるそうです。逆にくせが強いチーズが好きという方は黒胡椒入りのブラック、赤唐辛子入りのレッドなどのフレーバータイプがおすすめです。また冷蔵庫から出した直後から常温になるまでの間にもその風味は変化します。時間をかけてゆっくりとチーズの風味が変化していく様子をお楽しみください。

明通りチーズ工房 工場長・佐藤円さんインタビュー

工場長・佐藤円さん 学生時代、乳製品製造研究室で加工について学んだことから、これまでさまざまなところで乳製品と関わってきた佐藤氏。「明通りチーズ工房」の工場長として酪農家のお母さんたちとチーズ作りに励んでいらっしゃいます。「チーズの開発は、手間も時間もかかります。それでも製品化にたどり着いたのは、地元のお母さんたちの『もっと牛乳を有効活用していきたい。私たちの牛乳を使った商品をたくさんの人に食べてもらいたい』という熱意があったからです。多くの人に食べてもらえるようあっさりとしてクセはないけれど、牛乳本来のコクを感じられるチーズを目指しました。これから新しい商品も増える予定なので、ぜひ注目していて下さい。」と語ってくださいました。

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