醤油・めんつゆ
職人の想い
現在は、2代目の菅原兼雄さんと奥様である綾子さん、そして息子である桂樹さんが年中休むことなく黙々と醤油の製造、出荷を行っています。兼雄さんは職人のオーラを宿す寡黙な方ですが、時折みせる穏やかな笑顔が周囲をほっとさせてくれました。兼雄さん、綾子さんの醤油造りに対する熱い想いとその御言葉のなかには、見習うことが多くありました。
口コミで広がるフジハルのめんつゆ
フジハル醤油と並び評判なのが「めんつゆ」です。化学調味料などは一切使用せず、桂樹さんが長い月日をかけて研究されて誕生し、じわじわと出荷数も増加しているそうです。今では、沖縄などからも注文を頂くことがあるそうです。カツオの風味が充分に感じることができ、さらっとした口当たりの良い逸品です。
麺類、煮物など多くの料理に適してます。
二度仕込み醤油
現状に甘んじることなく、新たな試みとして二度仕込み醤油の開発を行っております。従業員が3名と少人数ながら、さらに新商品を開発しようというエネルギーに圧倒されますが、そのような作り手の情熱が宿った醤油だからこそ、ずっと愛されているのだろうと感じます。
※二度仕込醤油は、麹を仕込む際に食塩水を加えるのが通常の手法であるのに対して、生醤油(きじょうゆ)を使用し、濃厚でしっかりとした味とコク、豊かな香りが特徴で刺身や甘露煮などに最適な醤油です。